本人交渉と比較して大幅回収率増額



 

Jさんは、大手信販会社である三菱UFJニコス(旧日本信販)とオリコと昭和63年ころからずっと取引を継続していました。
平成23年にすべて完済して、ご自身で履歴の開示請求を行いましたが、出てきた取引履歴が計算しにくい表示になっている上、平成7年以前の履歴は開示されませんでした。
Jさんの計算によれば、ニコスもオリコは200万円程度の過払いになっていましたが、貸金業者からは過払い金元金の7割程度、おおむね120万円を提示されました。
金額的な面で不満に思って当事務所への依頼となりましたが、当事務所において訴訟提起行い、推定計算で立証したところ、両社とも250万円程度の過払い金が支払われることになりました。

<弁護士コメント>
本人請求の場合、貸金業者は支払額をしぶる可能性が非常に高いです。
アイフルやシンキ、アコムといった消費者金融が低額の和解案を提示してきます。
クレジットカード会社も同様です。
弁護士に依頼することで、手続もスムーズになり、かつ、最終的な回収額が増えるケースも多いです。