取引期間が長期の方の相談者の事例



 

相談者Aさんは、平成5年ころから借入をはじめました。
プロミス、アコム、新生フィナンシャルと取引を繰り返していました。
消費者金融の利息が高く、生活を切りつめて、返済してはまた借りるという生活で、元金は全く減らない状況でした。月々の返済が苦しくなると、借入枠の増大をして再度借入をするという状態で、借入金は次第に多くなっていきました。
平成24年に退職し、退職金で全額返済をしたところ、家族から「過払い金」の話を聞いて相談。
当初は、信用情報機関(ブラックリスト)のことが気になっていたが、弁護士と相談し、完済している場合にはブラックリストにはのらないとのことであったので、過払い金の請求を行いました。
その結果、上記の3社で合計して1500万円の過払い金があることが判明しました。訴訟で請求したところ、利息を含めて1700万円の過払い金が戻ってきました。

<弁護士コメント>
取引期間と金額が長ければ長いほど、戻ってくる過払金が多くなる傾向にあります。